
新TVシリーズを願うファンの声を受け、初代クルーによる劇場版と並行して製作されたのが、『STAR TREK THE NEXT GENERATION』 (略称:TNG)です。1987年9月にスタートしました。舞台となる時代は24世紀、『TOS』の時代から約80年後の世界です。主役メカであるU.S.S.エンタープライズも、最新鋭のギャラクシー級が登場、次世代の物語が始まりました。
新設定で開始された『TNG』に、『TOS』ファンは戸惑いました。しかし、バラエティに富んだ作風、スケールの大きな世界観、掘り下げられたキャラクター描写、一段と進んだ特撮技術などで『TNG』の評価はぐんぐん上がり、現在では起源となる『TOS』以上の高い人気を得た作品と評価されています。

『TNG』に欠かすことのできないのがエンタープライズDのクルー達です。中でもアンドロイドのデータ(写真左)は、機械でありながら人間のように成長していく学習能力を持ち、多くのファンを獲得しました。また、クルーが遭遇する敵役も魅力的です。『TOS』でも登場したロミュラン人など、おなじみのキャラクターはもちろん、万能に近い能力を持つ謎の生命体“Q”、高度なテクノロジーを持つ、人間と機械の融合生命体“ボーグ”などの新キャラクターは、その個性で評判となりました。特にボーグは『TNG』で初登場後、『スター・トレック ヴォイジャー』、劇場版『スター・トレック ファースト・コンタクト』、さらに最新の『スター・トレック エンタープライズ』まで、時空を超えて登場しています。