ジョナサン・フレイクス&マリーナ・サーティス

インタビュー : ジョナサン・フレイクス&マリーナ・サーティス

ENTへのゲスト出演を振り返って

ジョナサン・フレイクス( ウィリアム・T・ライカー役 以下J)&マリーナ・サーティス(トロイ役 以下M)

J . 僕たちの時代設定は「新スター・トレック」の…

M. “難破船・ペガサスの秘密”よ

J. つまりライカーは、15年も秘密を抱えていた。物語の設定を言うと、 ある決断を迫られたライカーが仲間たちの協力で、過去の時代を垣間見るんだ。「エンタープライズ」の時代だ。理由はアーチャーが同じ苦境を経験したからだ。苦渋の決断さ。だから、アーチャーから学ぶんだ。僕たちが…

M. 結婚するずっと前よ。キスさえしない。ライカーとの仲は完全に終わってい た。私は異星人と付き合ってて、ウォーフと恋人になる前だわ。

J. 僕らは…。

M. 恋人のようね。

J. そう演じてる。

M. 許される範囲で触れ合ってるわ。ちょっとマズかった?

J. ハプニングだ。

M. 最近 放送上の規制が厳しいものね。ジャネット・ジャクソンの影響よ。

J. ああ NFLの事件だ。

M. 制服は嫌だわ。

J. 大嫌いだ。

M. これは昔からよ。

J. 着心地も変わらない。

M. 何度か こう思ったわ。“制服を着るのも これが最後”。だけど そのたびに こうして取材を受けてる。

J. “最後”なんてない。

M. そうよ。トロイ役も「ネメシス」が最後だと思ってたけど、また演じることになった。だけど少し変な気分ね。だって自分の中ではトロイと決別していたんだもの。演じる人物の死は関係ないわ。デニスなんて2回 死んでる。

J. データもだ。

M. そうよ、データも死んだけど番組に出演してる。

J. つまり、SFならではだ。

M. お陰で 24世紀の私たちも「エンタープライズ」に登場できた。スコットたちの話ならジョナサンが。

J. スコット・バクラは立派なリーダーだ。まずはユーモアのセンスがある。 仕事に対し真剣だが深刻にはならない。現場を盛り上げてる。僕たちの現場と 雰囲気が似てるね。大勢が和気あいあいとやっている。

M. 私たちの現場ほどうるさくはないわ。

J. 話が続くこと、そうだろ?

M. 「エンタープライズ」の最終話に参加できてよかった。出演者たちの友情が続くといいと思うわ。だって 彼らはみんな私たちのように仲がいいもの。番組が終わった後も一時代を共にした仲間と会えるって素敵なことよ。私たちなんて今でもパーティーで会うと、他の出席者そっちのけで昔の仲間が集まってしまうの。本当の友達なら友情はいつまでも続くわ。

J. 昔とは変わった。

M. 私もよ。

J. ヒゲには白髪 髪は薄い。

M. 私もよ。

J. だから昔より撮影の準備に時間がかかる。

M. “昔の制服を着ろ”なんて恐ろしいわ。

J. 君は大丈夫。

M. ありがとう。でも年を取ったのは事実よ。若い俳優の中での制服姿は気後れするわ。

J. 物語の設定ではトロイとライカーは、ホロ・プログラムに絡んで登場するんだ。 そうすれば実体がないわけだから「エンタープライズ」の世界に影響を与えずに済む。つまり僕たちの歴史にね。外でファンが番組終了に抗議してた。

M. 終了が決まった時にやってほしかったわ。結局のところ「スター・トレック」はシリーズごとにファンが分かれているの。「エンタープライズ」にも独自のファンがいるわ。

J. 好きなシリーズ以外にはそれほど夢中ではないんだ。ある意味では巨大な分裂した家族だ。全シリーズのファンもいるけど。

M. ええ そうね。ただ「エンタープライズ」が特に好きなファンがいて、番組終了を悲しむわ。

*ENT最終話「最後のフロンティア」ゲスト出演撮影終了直後に収録