今回は2021年ドラフト会議で1位指名となった、東北楽天ゴールデンイーグルス入団が決まった吉野創士選手について色々と調べてみました。
まず最初に他球団の大半がドラフト1位指名投手の選択が多い中で、楽天はなぜ外野手の吉野創士選手を1位指名したかについても気になるところですので見ていきましょう。
高卒ル-キ-の笑顔が良いですよね!楽天は投手もドラフトで獲得してますが、1位指名は外野手の吉野創士選手にした理由も探っていきます。
吉野創士選手の野手としての評価は?
まず最初に楽天のスカウトの評価です。
「打撃に関しては腕の使い方が柔らかくてしなやかに振れる。体全体で振れる。遠くにボールを飛ばせる技術もある。天性のものもある。なかなかまねできないような打撃の技術がある」と称賛。「即戦力としては考えていないです。できるだけ早く出てくることに越したことはないですが、将来的にはチームの柱になれるような選手になれると確信している」
といったコメントをしています。更にスカウト部長と石井GM兼監督の評価ですが、
「タイミングとバットの角度で遠くへ飛ばす技術が1番の魅力」としており、違う見方としては「配球の読みや投手目線のところはけっこう聞きたいです」と言ってます。
コメントからも分かる様に吉野創士選手は広角に長打を放てる打撃が魅力です。
更に才能の片鱗や評価を観ていきますと、キッカケは高校時代の監督が彼の能力を引き出したのではないかと推測します。吉野創士選手はもともと別の高校に行く予定だったのですがですが、昌平高校のOB黒坂洋介監督の猛アプローチによって昌平高校に入学し結果としてドラフト1位指名で同校初のプロ野球選手が誕生したことになります。
その辺りの経緯や、ここまでに至る経歴などを次から詳しく見ていきましょう。
中学や高校での成績は?
プロフィール
- 【名前】吉野創士(よしの そうし)
- 【身長/体重】185センチ/80キロ
- 【生年月日】2003年10月27日(17歳)
- 【出身地】千葉県
- 【投打】右投右打
- 【経歴】舞浜フェニックス→千葉ロッテマリーンズジュニア→東京城南ボ-イズ→昌平高校
ここからは、彼の経歴と言いますか中学と高校での成績や活躍を載せていきます。
吉野創士選手は、小学生から舞浜フェニックスで軟式野球を始めキャッチャーをはじめ、様々なポジションを経験。小学6年生の時には千葉ロッテジュニア入りを果たし、12球団ジュニアトーナメントに出場しています。中学時代は東京城南ボーイズに所属。最初はショートとしてプレーした後、中学2年生から監督に肩の強さを評価され、外野に転向しました。中学生としては驚異的なスイングスピード148km/hを武器に中学通算35本塁打を記録しています。
昌平高校に進学すると入学直後からライトのレギュラーを獲得しています。
1年生の夏の埼玉県大会では3番・ライトで出場しています。3回戦の草加東戦で左越え2発(5打点)を放つなど17打数7安打8打点、打率.412、2本塁打と大暴れしチームのベスト8入りに貢献しました。新人戦・越ヶ谷高校戦で3打席連発となる本塁打を放ち以降もホームランの量産を続け早くもスカウトの注目される存在となります。1年生の秋の埼玉県大会でも再びベスト8入りを果たしています。
2年生の夏の埼玉県独自大会も3番・ライトで出場し、22打数9安打5打点、打率.409、1本塁打で準優勝に貢献しました。2年生の夏の聖望学園高校との練習試合では、7球団が視察した中で本塁打を含む3本のヒットを打ちます。2年生の秋の埼玉県大会からはセンターのポジションを守るようになり22打数13安打12打点、打率.591、3本塁打の大活躍で、夏秋を通じて初の優勝を達成しました。
3年生の時には夏の高校野球埼玉大会の2回戦で11球団30人のスカウト前で左中間を破る三塁打を放つ8回コールド勝ちを引き寄せる長打でアピールをするが、大会前に発症した腰痛で本来の調子を欠き浦和学院に4‐10(3打数ノーヒット0打点)で敗れ準優勝。計24打数で7安打、打率.292本1点4に留まっています。
以上が彼の中学や高校での成績なのですが、高校3年生の時にスカウトが30人も来ていたのが凄いですよね。
今後、楽天での動向を期待していきたいですね。
まとめ
以上、吉野創士選手の紹介記事となりますが、私の見方として凄いなあと思うのは中学や高校での本塁打成績ですかね。
中学通算で35本、高校通算で56本の本塁打を放っているという部分で実は私も中学までは野球をやった経験があるのですがプロ野球選手になる人は桁が違うなあと感じます。
最後に今回のドラフト会議で楽天が選択した選手の名前を載せます。
東北楽天ゴールデンイーグルス
1.吉野創士・外野手(昌平高)
2.安田悠馬・捕手(愛知大)
3.前田銀治・外野手(三島南高)
4.泰勝利・投手(神村学園高)
5.松井友飛・投手(金沢学院大)
6.西垣雅矢・投手(早稲田大)
7.吉川雄大・投手(JFE西日本)
♢育成
1.宮森智志・投手(高知ファイティングドックス)
2.柳澤大空・外野手(日大藤沢高)
3.大河原翔・外野手(東海大山形高)
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